隣の席のヤンキーGiRL

 内心心臓バックバク。翔梧に言われて、もしかして?なんて思い始めてしまった。

 いや、でも、竜ヶ崎のどこに惚れ込む要素があった?ないだろう?

 腕組をし、真剣に悩んでいると、予鈴が鳴った。

「まぁ、最近そんな恋愛話なかったんだし、よかったんじゃないの?」

 翔梧はそう言いながら、自分の席へと向かった。

「うーん」

 なんか席替えをしてからの気持ちの変化についていけてない自分がいる。
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