2度目の恋は、やさしい蜜の味
「あ、あの……
「こんばんは、美月ちゃん。昨日ぶりだね」


放心状態からようやく開放された美月が、隣に座ってきた彼の方に顔を向け声を掛けようとしたのと同時に、彼が微笑みながら言った。


やっぱり見間違いなんかじゃない。

昨日助けてくれた人だ。

そういえば、今由美と親しげに話してたよね?知ってる人、なのかな?





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