2度目の恋は、やさしい蜜の味
2
「美月~!!」
月曜日、大学での講義が終わり、美月が帰るために正門へ向かっていると、興奮したように女性が正門の方から駆け寄ってきた。
「な、菜緒子!?どうしたの?」
美月の前に辿り着いた彼女は、息を乱しながら「正門ですごく格好いい人が美月のこと待ってるよ!」と一息に言い切った。
格好いい人……誰だろう?
まさか…………違う……よね?
「心当たり無いけど、どんな人?」
「どんな人って、顔が小さくて手足が長くて、とにかくモデルみたいで格好いい人!早く来て」
美月は菜緒子に手を取られ、半ば引きずられるようにして正門まで連れて行かれた。
「ほら、あの人」
そこで待っていたのは予想外の人だった。
月曜日、大学での講義が終わり、美月が帰るために正門へ向かっていると、興奮したように女性が正門の方から駆け寄ってきた。
「な、菜緒子!?どうしたの?」
美月の前に辿り着いた彼女は、息を乱しながら「正門ですごく格好いい人が美月のこと待ってるよ!」と一息に言い切った。
格好いい人……誰だろう?
まさか…………違う……よね?
「心当たり無いけど、どんな人?」
「どんな人って、顔が小さくて手足が長くて、とにかくモデルみたいで格好いい人!早く来て」
美月は菜緒子に手を取られ、半ば引きずられるようにして正門まで連れて行かれた。
「ほら、あの人」
そこで待っていたのは予想外の人だった。