2R -ふたりの“R”-
*第一章*

…・…・…・…・…・…・…・…
変わることを
願っていた筈だった。


そうすれば君に、
ほんの少しでも、

近付ける気がしたから。



私は幼い恋しか知らずに

これ程に


悲しく 苦く 辛い恋があるなんて


気付きもしなかったんだ。



愛しいと願う程に
遠ざかる…


そして今日も
君想う…



…・…・…・…・…・…・…・…


< 2 / 11 >

この作品をシェア

pagetop