オレはそんな彼女に恋をした ~地獄鬼の襲来!~ [完]
そう残して去って行っく卓を見て心が締め付けられた
大切に思う親友
いつでも自分のことを理解して、ずっとそばにいて支えてくれた
何があっても離れないでいてくれた
そんな卓に
あんな顔させて、あんな思いさせて、自分は何も言えなくて・・・・
燐の心には罪悪感が広がった
今度こそ・・・見捨てられるかもしれない
そう思うと悲しかった
でも、それでも卓が離れて行ってしまっても今回は頼れない。
卓を危険にはさらさないためにも
とりあえず、こんな気分のときは麗のオムライス食べに行こう・・・
そう思った燐は生徒会室を後にした
*
カランカラン~♪
「あれ、久しぶりだね。燐。どうかしたのかい?」
元気ないつものsmileで迎えてくれた麗に燐も自然と笑みをこぼした
「オムライス食べに来たんや。」
「そ。じゃ、すぐ作るからそこ座ってまってて」