オレはそんな彼女に恋をした    ~地獄鬼の襲来!~ [完]


そんな紅に珈衣は手を伸ばし頬に置いた




「別に気にしてないわ。ほら、私にはこうして怪我なんてないの。だから大丈夫。
貴方が気に病む必要はないわ」



にっこりと笑う珈衣に紅も小さく微笑み返した




[・・・そろそろお暇する。それでは]




そう言うとすっと炎に身を包み消えた



それを見送った燐は珈衣に近づいた




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