オレはそんな彼女に恋をした ~地獄鬼の襲来!~ [完]
3限目 陰陽師な二人!?
「朝だ・・・ん。アレ、ここどこ?」
昨日、あの戦いからぐっすりだった珈衣は9時にやっと起床。
夜中とは違く今回はちゃんと目覚めているようだ・・
珈衣はきょろきょろと周りを見渡しながらどこかを確かめた
「えっと、たしか昨日燐と一緒に遊園地にいって鬼と出くわしてそれで結界張って、それからの記憶がない・・・。」
記憶はない・・・
おかげで見たことのないこの部屋がどこなのかが理解できない珈衣
それからしばらく頭を巡らせていると突然声がした。
それは昨日まで聞いていた声だった
なぜその声がするのか不思議に思う珈衣だった_____
「何をぶつぶついってんねん。」
「燐?って、なんて恰好してんのよ!ちゃんと服着て!!」
燐は風呂上がりのせいか、色気むんむんなのを本人は自覚せず上を着ていない。
つまり・・・色気+上半身裸の状態だ・・