オレはそんな彼女に恋をした    ~地獄鬼の襲来!~ [完]


「ま、あんま気にすんな。んで、話し戻すが・・・俺たちは生徒会公開まで何をすればいい?」





思えば大分話がそれてた

燐たちが集められたのは生徒会であるという話のためなのに

龍はハッとした顔をした



「あぁ、そう言えば。まぁ・・・とりあえず、公開式の時に一言言う場面があるからそれで言う言葉を考えといてくれればいい」



いたって普通だった。

ただ一言考えるだけとは

でもうちには伝統の生徒かいの紹介がある

それがまた盛り上がるのだ




「りょーかい。んじゃ、これでもう解散でいいわけ?」

「ん。いいよ、解散で」



何ともいえぬ二人ののんびりとした会話

燐は三人の方を向いてニカッと笑った



「んじゃ、かいさーん。ぁ、優希、俺のこのキャラは内緒な」



燐は優希の頭に手を乗せて少し意地悪く笑った。

その後燐は卓と珈衣と教室に戻った

幸い授業前だったために燐たちの周りに女が群がることはなかった







公開式まで残り・・・2日
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