オレはそんな彼女に恋をした ~地獄鬼の襲来!~ [完]
そのあとは着々と進んだ。
燐はその間はまた寝てたが・・・
*
「燐~、今年もお前大変だぞ?種目なかなか決まらなくて結局そこ全部お前だぞ?」
「マジかよ。ダリィーな。文化祭の方はあれからどうなったんや?」
周りに人がいないため本性丸出しの燐
「文化祭は、まず映画は恋愛ものらしいぜ?主役はぁ~燐、お前だ!んで何とヒロインはぁ~~珈衣ちゃんだぁ!ちなみにオレはお前の親友役」
「はぁぁぁ!!???」
信じられないというような顔をする燐
主人公が自分という時点でアウトなのに恋愛ものでヒロインが珈衣なのだ
しかし燐はふと一つのことを思い出す
珈衣は学校では地味な格好しているはずだということ
「なんで珈衣なんや?地味な格好してるはずやろ」
「それはなぁ、まさかのメガネ外して髪おろしたらかわいいんじゃないかとみんな思ってらしくてタメしたらもろかわいかったから・・・らしいぜ」
あぁイコールばれたのか・・・
珈衣と恋愛映画かとおもいつつ大きいため息をついた
「喫茶店とかのほうは?」