オレはそんな彼女に恋をした ~地獄鬼の襲来!~ [完]
「そっちは男子10人女子10人でそれぞれ違う格好をするんだ。えっとたしか男子が、ホスト、着流し、新撰組、ヤンキー、草食学生、優等生、医者、帽子屋、ヴァンパイア、女装だったかな。女子は、着物、ヤンキー、ギャル、優等生、男装、アイドル、お嬢様、アリス、浴衣、ナースだったはず。
これには俺も燐も珈衣ちゃんもでるよ。
俺がホストでお前は猫耳付きの着流し、珈衣ちゃんは着物だぜ。」
それにさらに固まってしまう
(着流しはいいとしよう・・・いつも着てるしな
でも猫耳ってなんだよ
男が猫耳つけてなにが面白いの!?
なんか女装よりも恥ずいんだけどこれ!)
「お前的には内心複雑なんじゃねーの?」
それの言葉の意味が分からなかった
何が複雑なのか
しかしその次の瞬間に本日何度目かの固まってしまった
「珈衣ちゃんの着物すがた見たいけどほかの人にはみせたくないんじゃねーの?」
なんてニヤニヤしながら言ってくるから燐は思いっきりガツンと一発殴った
「黙れや。」
「いってーな。だってホントのことだろ~、珈衣ちゃんのこと好きなくせして」