オレはそんな彼女に恋をした ~地獄鬼の襲来!~ [完]
その言葉にもう一発殴ってやった
次はもう少し強めに
「バカなことを言うな。俺に恋愛は必要ない。」
________そう、オレに恋愛という言葉は不要
「つれないやつだな。まっ、さっさと素直になんないと誰かに取られちゃうぜ」
それを思いっきり無視し燐は席を立った
「とりあえず見回って帰る。お前は?」
「勿論一緒にいく」
時が過ぎるのは早い________気付ばすでに高校2年目の夏が訪れているのだから
生徒会公開式まで残り1日
*
「では、今から生徒会公開式を始めます。新生徒会のみなさん、お願いします」
生徒会と呼ばれ入ってきたのはフードを深くかぶり顔を隠しているやつら
「じゃ、まずは俺から。」
そう言うとフードを取った
『きゃーーーー!!』
周りの女子からは奇声があがった
「会計の深南居優希です。よろしくお願いします」
まぁ、かわいい系で顔は整ってんだから女子が奇声をあげて当たり前というべきだった
「それじゃ・・次は私ですね」