オレはそんな彼女に恋をした    ~地獄鬼の襲来!~ [完]


珈衣も礼儀正しくそう言ってから箸をつけた


こうしてみると少しずつ個性がバラバラだった。


優希と珈衣は礼儀正しいとこがちょっと似てるけど、でもそれでもバラバラだ。

明るくチャラい卓

礼儀正しいけど裏のありそうな優希

礼儀正しいが天然の珈衣

そして表は王子、裏は関西弁俺様の燐


4人それぞれが違った魅力を持っていた




「燐、食べないのか?」

「いや、食べるよ。ただ、バランスがいいなぁ~と思って。一人の苦手そうなところを補えるようにちゃんと成り立ってる。」

「んなこと考えてたのか。まあ、とりあえず今日はそんなこと考えず食えや。」

「ああ」




_____これからの生徒会おもしゅうなりそうや。


そのあと・・・会計というときにちょっとしたハプニングが起きた

ハプニングというよりただ龍がバカなだけだけど




「会計頼むよ」

「二万円になりま~す。」



会計をしてくれた麗がにっこりとそう言うと龍はあることに気が付いた




「あ・・ 



      財布   




 忘れた~~~!!」




おっちょこちょいすぎる龍

結局今回は、燐のおごりとなった

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