オレはそんな彼女に恋をした ~地獄鬼の襲来!~ [完]
放課後に燐に待っていたのはもちろん生徒会の仕事
それを各席でせっせかと真面目にこなしていく珈衣、優希、卓
既に外は夕日が赤々と窓を照らしていた
皆が仕事を進めるその一方
燐はというと相当疲れているらしく、机に大量の終わった書類を放置しソファーに寝ていた
本日二度目の爆睡だった
燐の背にはタオルケットがかけられている
そんな燐を見ながら3人は心配そうにしていた
「よほど燐先輩疲れているみたいですね。」
「ん、あぁ。生徒会に家での仕事。こいつはいつでも忙しいやつだからな。
気苦労も絶えないんだろうさ、今日も午後はさぼってたし」
「そうなんだ・・・・。
ねぇ、皆でどこか遊びに行かない?燐の気晴らしにもなると思うの」
ふとした珈衣の提案。
それに2人とも賛成らしい
「そうですね。ストレス発散にもなりますし。」
「だな。んじゃ、明日でどうだ?休みだし」