オレはそんな彼女に恋をした ~地獄鬼の襲来!~ [完]
2限目 休日の秘密ごと!?
今日は休日。久し振りにゆっくりできると燐はのんびりしていた
とりあえず午前中は、買い物にでも行って午後はごろごろするという計画を一人で立てていた
*
「さて、買い物はこんくらいにしとくかいなぁ。ちょうど昼やし、飯でもくいにいくか」
そういって歩き出した燐に聞き覚えのある声の主が声をかけてきた
「桜獅君・・・ですよね?」
「ん?あっ、たしかこの前助けた珈衣、やったなぁ?」
あれ以来燐と珈衣はしゃべてもいなっかた。
さすがの燐もこんな休日にあって話しかけられるなんておもってもみなかった
それ以前に自分自身がまだ珈衣の名前を覚えていたことに驚いた
女をあまり好きに思えない燐は女子の名前というものをあまり覚えていなかった
「はい。あの時は本当にありがとうございました。あの・・・今から時間ありませんか?」
「あらへんことはないけど、どうしてや?」
「あの時のお礼にごはんでもおごらせてほしいんです」
別にそこまできを使わなくてもと思いつつも、たまには誰かとの食事もいいかとそれを燐は了承する
「ンじゃ、お言葉に甘えさせていただきます。場所はおれの行きつけでいいかぁ?」
「はい」
「んじゃ行こうか」