オレはそんな彼女に恋をした    ~地獄鬼の襲来!~ [完]
6限目 依頼!?

ピ~ンポ~ン♪

土曜日の朝早く、燐の住む家のインターホンが鳴った



「どちら様?」



誰なのかわからないのであくまでも表キャラでいく燐



「燐、おれおれ!」


眠い朝っぱらから馬鹿でかい親友の声

うざすぎて少しからかうことにした燐


「僕はおれなんて人知りませ~ん。それとも、おれおれ詐欺でしょうか?」



冷たげな声に卓は絶対まだ寝てたなと思った

寝起きの燐というのは機嫌がすこぶる悪い

それも意図的に起こされた時には特に・・・。






長年の付き合いなためそかが卓には声だけでわかった



「相川卓です・・・」



こういう時はいつもの軽い感じで言ったら確実にやばいので真面目な卓

これもまた珍しいのだが


ガチャっと開く玄関の扉

不機嫌そうに燐が敬語で出てくる




「何の用ですか。」

「いや、そこ?つけようよ!」



これでもいたって真面目な卓くんなのです!



「朝っぱらからそんなこと言いにきたの?」



いつも以上に冷たい燐に少し泣きそうになっていた卓
















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