ポーカーフェイス









少し帰りが遅くなってしまい、暗い夜道を帰る。


そういえばそろそろバスケ部終わる時間じゃん











茜「会ったらどうしようかな~」

??「…誰に?」

茜「そんなの和泉にきま…ん?」

和泉「ニコッ」

茜「…は?」

和泉「そんなに俺に会いたくないわけねえ~」








目の前にいるのは何を隠そうさっきまで話題になってた和泉君ですどうして!






?「おい和泉~、誰と話して…ってあ!!!!

茜「?」

?「たたた瀧沢さんッ!?」

茜「は、はあ」

?「ぅおおい和泉!お前滝沢さんとどうゆう関係だ!」

和泉「うるっさいなー…もう誰だっていいでしょ!」

茜「…なんで私の名前知ってるのぉ?」










ここでも猫かぶるの忘れない。
それが一年で養ったポーカーフェイスだ。








?「え、あの、かわいいって有名です」

茜「え、まじい?超うれしい!
  ありがとお~」





後ろから刺し殺すような視線が来ます。誰か助けて










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