ごく普通の女子高生が、暴走族のお気に入りになって恋しちゃった話
・・・来ない・・・・。

啓吾が来ない!!

いつも、私が出てる時間に啓吾は絶対いるのに、なんでいないの?!

しかも、私、今日日直だしっ。早くいかないとまずいんだしっ。

ま、まさか、事故にあったとか?!不良にからまれちゃったとか?!

そんなのヤダ~~~!!

「ねぇねぇ、君さぁ、北中の子だよねぇ?」

え・・・?

「俺らさぁ、西中なんだけど、暇なんだよねぇ~」

「そうそう、一緒に遊ばない?」

この人たち・・・・なに言っちゃってるんデスカ?

「お断りします。まず、私は暇じゃないんで」

「へぇ~、ツンデレも可愛いねぇ~」

「うんうん。ヤったらぜってぇ喘ぎまくるべ」

ヤ、喘、えっ?!

こいつら、なにする気っ?!

「ね、いこいこ」

手首をつかまれた。

「や、はなしてくださいっ」

「いいからいいから」

全然よくないしっ!!

こうゆうときは・・・・・

「警察、呼びますよ?」

「別にいいけど?」

「じゃぁ、遠慮なく(ニコッ)」

スゥーーー

「おーまわーりさーーーーーーん!!!!痴漢がいますーーーーーー!!!逮捕してくださーーーーーーーーい!!!!!」

「おい、お前、やめろ!!!!」

「おまっ、フグッ・・・んーーー!!んーーー!!」

口ふさがれたー!!

「早く連れてくぞ」

やだ・・・やだやだやだやだやだやだ!!!

啓吾、啓吾!!





「てめぇら、俺の女に手ぇ出すんじゃねぇよ!!」




来て・・・くれた・・・・・
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