私と君が出逢った場所-5年後-
今日の授業も終わり。家に帰ってソファーにねっころがろうとした時。
私の携帯が鳴った。
私はすぐに電話に出た。
「もしもし?まっちゃん?久しぶり」
その電話から聞こえたのは中学、高校と一緒だった亜子からだった。
「あのさ。話すなって言われてたんだけど…話すね」
私は何がなんだか分からなかった。
―――あのね。
私は亜子が言った言葉が信じられなかった。
―――…関根くんが死んじゃった…?…―――