私と君が出逢った場所-5年後-
さん
―2ヵ月後―
やっと大学にも慣れてきて、みんなと仲良くやっている頃に知らない人から電話が来た。
―――誰だろう?
私は、恐る恐る電話に出た。
『もしもし?』
「もしもし、松嶋彩さんですか?」
その声は女性でなんだか聞いて事のある声だった。
『は、はい。そうですけど、どちら様ですか?』
「関根の母です…久しぶりね、彩さん」
私は、聞いてびっくりだった。
『なんで、関根くんのお母さんが―――?』
―――「今度の日曜よかったらうちに来てくれない?」
私は、良く分からないまま関根くんの家に行くことにした。