甘~いキャンディーは俺のモン
★第四章
その日の夜私は恋之に電話をした。
「大変なことになったわね」
すべてのことを話し終えたあと、恋之はつぶやいた。
「大変なこと?」
「ま、明日になったらわかるわ」
わかんないよ!!
「恋之、どうしたらいい?」
「そうね、でも穂乃の唇を奪うとは大したやつね」
「どういう意味よ」
「私の大事な穂乃の唇を奪ったのよ?、ってあ、キャッチ入った、また明日ね」
「うん、わかったぁ、バイバイ」
電話を切った私はそのまま眠りについた。