I love you *まさかの三角関係*
私が話し終わると、
いきなり私を
翔平の体で包み込んだ。
「翔平…!!離してっ」
「嫌だ。」
翔平はさっきより力を強くする。
「ちゃんと俺の話も聞いてよ…
俺は確かに由衣菜が好きだった。
俺らが別れた後、
慰めてくれたのは
莉衣菜。おまえだけだったんだ。
そっからしゃべりにくくなって
初めて気づいた。
莉衣菜といないと
なんか違うって。
結局莉衣菜に恋してたんだよ。」
わたしは翔平の話を真剣に聞いた。
わたしも翔平のこと好きだよ。
でも翔平はお姉ちゃんってわかってた。
だから諦めようとしたのに…
そんな話されたら…
私、もっと好きになるじゃん…‥