I love you *まさかの三角関係*
私が下を向いてると
翔平が私の顔をのぞいてきた。
「どした?
元気ないぞー」
「何にもないよ…」
そう言うと翔平は
かばんの中から何かを取り出した。
「あ!クマチャンの飴!!」
「あげようか?」
「うん!ちょーだい!」
私は翔平からもらった飴をたべた。
「ほんと莉衣菜はその飴好きだなー。
すぐ元気になる^^
かっておいてよかったよ(笑)」
私はこの飴が大好き。
昔、石で転んで泣いてる私に
翔平がくれた飴だから。
この飴を食べてるときが一番幸せかな。
「翔平!」
「ん?」
「ありがとね^^」
私はニカってわらった。
「莉衣菜のその笑顔、
俺、好きだな。
ずっとそうやってわらってろよ?」
まだ分からないの?
私、翔平がいるから
こんなに笑顔なのに
はなれるような言葉
しないでよ…。
「…うん。」
翔平…
あなたがほしい。
好きだよ。
そうさけんでも
翔平には
とどかないのかな。