君のとなりで。
「そうなの?」


「うん…あたしもう迷わないよ…」


「他に気になっている人いるの?」


言ったら引かれちゃうかな…


「まだ秘密!」


亜実が友達で良かったと思う。

亜実がいなかったら、あたしどうなってただろう。


「愛子、明日朝練あるんじゃないの?」


「あ、そうだった!朝練行かなくちゃいけないんだ!」


あたしは朝練のために家に帰ったけれど結局、亜実と夜中ずっと喋っていた。


「………眠い……」


全然寝ていないし…


「何であたしが朝早く起きなくちゃいけないの?」


昨日の電話で先生が好きかもしれないと亜実に話した。

亜実は『そっかそっか』と言って、話を聞いてくれた。

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