smilegirl
第3章
あの後少し街をブラブラして帰った。

なんだかあれから少し秋さんの調子がおかしい。

ぼーっとしている

というか

目をそらすっていうか

なんかちょっとやな感じ

「秋さん聞いてる?」

今はデートのお礼で数学を教えている。

「えっ?あ、ごめんね。もう一回言って」

「だから、最近おかしいけどどうしたのって。人の話ぐらい聞けっつうの」

最近秋さんの前だと口の悪い私が時々出ちゃう。

リラックスしてるのかな?

気を付けなきゃね
< 15 / 21 >

この作品をシェア

pagetop