恋のウタ
後ろからの声に振り向くと少年が居た。

「本当ばかだなッ…犬にだまされるとか…」

「だって!本当に絡んでいるように見えたんだもんッ」

「指貸せよ。」

「っていうかだれ?」

少年は立ち上がった。

「西川夏樹。6組だよ」

学校は9組まであるから知らない人だった。

「私は3組の…」

「伊藤美緒。」

「なんで知ってるの?」

「特技がないって有名だぞ。」

はぁ~?!ムカつくッ!

「私立の中学校で成績もあんまりよくない,

特技なしっておまぐらいだってみんな言ってる。」

「私だって特技あるしッ」

思わず叫んだ。
< 3 / 3 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop