さくらシンドローム

駅に着くと、3人が改札の前に立っていた。

「桐生久しぶり!」

「元気だったか?」

「髪の毛暗くなった?なんか変!」

「変言うな。」

3人は相変わらずだった。

「とりま移動しようぜ。桐生、なんかこの辺遊ぶとこある?」

「遊ぶとこ…」

そう言えば、引っ越してきてからまともに誰かと遊んだ記憶ない。ズッキーと1、2回カラオケ行って、百助たちと水族館行っただけで…

「ないな。」

「「「は?」」」

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