さくらシンドローム

「いえーい!ストライクー!」

「さすがだな高城。」

4人は結局、近くのボウリング場に来ていた。

「そういや桐生、お前の友達呼ばね?」

「え、」

「俺も見たい!会いたい!」

「…いや、別によくね?今日はこのメンバー水入らずで遊べば…」

「お前、なんのために共学入ったんだよ。」

「は?」

「女の子!女の子呼んでよ!」

…きた…。

友達だってズッキーしか思い浮かばないのに、ましてや女なんて…。

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