さくらシンドローム
進藤と矢神…テスト前の集中授業の記憶が蘇る。
「いや、俺はいいや…」
「宿題、できてなかったら一ヶ月補習ですよ?」
「来させていただきます。よろしくお願いします。」
こうして凜太郎の部屋で始まった勉強会。
「はあ?こんなんもわかんないの?」
集中授業の悪夢再び。
「こんなややこしい計算わかんねえわ!教科書見てもわかんねえわ!」
「「バカ。」」
バカップルにバカとか言われたくない。
「あーもう!脳みそパンクする!」
「このくらいでパンクするとかどれだけ容量少ないんだ。」
「うるっせえ!」