とある少女と遊び人

この紫ノ宮病院は1階~13階まである大病院で1階~6階までが診察をするところになっていて、7階~12階が病室になっている。13階が屋上だ。




その中で私の病室は10階にあるので屋上は結構近い。




しばらくして屋上に着くと、美鈴さんは言った。





「花蓮ちゃん。お医者さんからの伝言、決して無理はしないこと。だってさ。」





「分かってる。」




そう一言美鈴さんに言うと、早く早く、と促した。
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