愛をあなたに…


「はぁ……」

結局答えにはたどり着かず

またため息をついた。

「はぁー…」

ん?

なぜか隣からも

ため息が聞こえてきた。

「…なんで茉菜がため息ついてんの…」

そう、隣で茉菜が

ため息をついていたのだ。

はっきり言って意味がわからない。

「そんなにため息ついたら幸せ逃げるのに…
と思ったら私もついてた☆」

いや、語尾に星をつけながら

言われましても…

てか、

「つまりはあんたの幸せも今逃げてったってことだね。」

「え?」

え?はこっちだよ。

君が今そー言ったんじゃないか…

「あーー!?」

気づいたね…

はぁ…

あ、またついちゃった。

心の中はカウントされるのかな?


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