俺様ヤンキーに愛されて。~third~
白金はあたしを引き寄せ力強く抱きしめる。
「よかった……無事で…!!!!」
「………っ」
白金の声を聞いて涙が溢れた。
温かい雫があたしの頬をつたって白金のシャツを濡らす。
「心配かけんじゃねぇよ」
「ゴメ……っ…」
抱きしめあう身体から伝わってくる。
白金の震え。
微かに震える白金の身体をあたしは強く抱きしめた。
ーギュッ
何も言わずにあたしを強く抱きしめ返す白金。
白金………心配かけてゴメンね。
「……お前が倒れたって聞いて……俺…!!!!」