俺様ヤンキーに愛されて。~third~




な…何で? どうして?



そこには予想もしなかった表情の白金がいる。






笑って……る。







白金は女子なら誰でも見とれてしまうような優しい表情で笑っていた。










「白金……」





「こんな汚れ気にすんな」





「で、でも……」










白金の笑顔に気を取られて上手く言葉が出てこない。




そんなあたしを優しく抱きしめ続ける白金。










「みあ…」





「白金……」





「何があった?」










ードクンッ









一瞬にして冷えきるあたしの身体。




何があった……?



何て答えればいいの?誰かに靴箱にゴミを入れられたって?










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