俺様ヤンキーに愛されて。~third~
みあは俺に口を開こうとしない。
何でだ?俺に話せない理由があるのか?
「みあ」
「白金には…言いたくないっ……!!!!!」
みあの大きな叫び声が耳に響いた。
俺はみあを黙って見つめる。
見ると手で口を塞いで泣きそうになっている。
白金には言いたくないって……俺には言いたくないって何だよ。
意味分かんねぇ。
「白金っ違うの……!!!」
みあの必死な叫びも今の俺には届かない。
「……俺には話せねぇのかよ…」
「しっ…白金……「もうお前には何も聞かねぇ」
ベッドから立ち上がり個室の扉を開ける。