俺様ヤンキーに愛されて。~third~
何でだよ。
お前は猛の方が頼れるのか?信用出来るのか?
フツフツと沸き上がる怒りの感情。
「涼、聞いたのか?」
「うるせぇ…」
「は?」
「黙れっつってんだよ!!!!」
俺は近づいてきていた猛を思いきり殴りつける。
猛は大きな音を立てて床に倒れた。
「…って……にすんだよ!!!!」
「黙れ。」
猛を見下ろしながら睨み付ける。
俺がキレている事に気づいたのか猛は床に座り何も話さなくなった。
イライラが止まらねぇ。
スゲェ…ケンカしたい。
ついさっきケンカがバカみてぇな事だって気づいたっつーのに……。