俺様ヤンキーに愛されて。~third~
白と黒
ーガタンッ
あたしは無言で自分の席に座る。
スリッパが無いから今は靴下だけ。
でも今はそんな事を気にしている場合じゃない。
白金を傷つけた。その事だけが頭を支配している。
さっきの傷ついた白金の顔を思い出すだけで胸が締め付けられる。
何であんなヒドイ事を言っちゃったんだろう……あたしっ!!!
「おい。涼の女」
いきなり頭上から銀色コナンくんの声がして目線を変えた。
「…………え?」
あたしの視界に映った銀色コナンくんは頬が赤く腫れ上がっている。
「どっ…どうしたの!?」
「何が」