俺様ヤンキーに愛されて。~third~






白金……あたしの事を考えてそう言ってくれてるんだね。




怒るほどあたしに何があったのか聞きたいハズなのに…。




ありがとう白金。








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結局、あたしの身体の震えが止まったのは数十分後の事だった。




あたしの震えが中々止まらなかったのには理由がある。





さっきの雅ちゃんの顔と言葉が耳から離れないから。





あの悪魔みたいな表情……。



それに胸に引っ掛かった「今はね」っていう言葉……。





雅ちゃんの全てが怖くて震えが止まらなかった。





でもそんなあたしを白金は優しく抱きかかえてくれたから……心が落ち着いて震えが止まった。







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