俺様ヤンキーに愛されて。~third~
「昨日みあを突き放して分かった。
俺にはお前がいないとダメだ」
「……っ」
白金の切ない表情が自分のした事の重大さを感じさせる。
「泣かせてゴメンな」
優しい声と同時にあたしの腫れた目に唇が触れた。
白金の唇があまりにも優しくて涙が溢れそうになる。
「あっ…あたしこそ…ゴメンなさい
ひっ…ヒド…イ事言った…」
「……ゆっくりでいいから」
そう言うと白金はあたしのおでこに自分のおでこをくっつけた。
金色の髪が目に触れて反射的に目を瞑る。
「白金…さっきも言ったケド、昨日言った事には理由があるの」