俺様ヤンキーに愛されて。~third~
ケンカしたり。
すげぇ不安にさせてたよな。
ゴメンな。
俺…みあに甘えてたのかもしれねぇ。
みあは強いって……何でも乗り越えられるって思ってた。
でも…違ぇ。
みあは女。
俺の可愛い彼女。
強そうに見えて意外と泣き虫なんだよな。
出会った頃も暗い道で動けなくなって怯えてた。
嫌いなハズの俺に震えてしがみついてきて……そんなお前がすげぇ愛しく感じた。
「守ってやりたい」そう思った。
ー好きーの気持ちを越えた。
「みあ…」
「な……に……?」
「泣き虫」
「なっ!!!!ひっ…ヒドイ!!!」