俺様ヤンキーに愛されて。~third~






みあは涙目で俺に突っかかってくる。



そんなみあの頭に手を乗せてグシャグシャと掻き回した。



みあの髪は見事にグシャグシャになる。









「あー!!!!白金のバカ!!!


あたしだってこうしてやる!!!」





「は!?…なっ…やめろって!!」








俺の頭に両手を伸ばしてくるみあの手を両手で掴む。




みあは不服そうな顔をして睨んだ。








「白金の意地悪…」





「俺は出会った時から意地悪だったろ?」





「バカ!!!俺様ヤンキー!!」










そう叫ぶとみあは頬を膨らませる。



その姿がエサを口に詰めたハムスターみたいで思わず笑みがこぼれた。








< 184 / 402 >

この作品をシェア

pagetop