俺様ヤンキーに愛されて。~third~
視界に入ったのは不気味に笑うお団子頭の女の子。
急に空気が無くなったかの様に呼吸が出来なくなる。
ドクドクと心臓が波打つ。
「雅…ちゃん」
「やっと1人になってくれたね?」
「……え?」
雅ちゃんは何を言ってるの?
「1人になってくれたね」って…あたしが1人になるのを待ってたって事?
「ずーっと白金くんと一緒にいるから……あたし待ってたんだ」
「何……言って…」
「みあちゃんを襲える時を
待ってたの」
…………………!!!!!????
身体から血の気が引いた時にはもう遅かった。