俺様ヤンキーに愛されて。~third~
俺が謝る事がそんなに珍しい事なのかよ。
若干怒りが湧いたケド俺は怒りを静める。
「涼が謝るなんて…今日は何か起こりそうだな」
「起こるワケねぇだろ…(怒)」
「夏なのに雪が降るかもしれねぇ」
「……………(怒)」
ーバッ
猛のおでこにある手を振り払って立ち上がった。
「怒ったか?」
「当たり前だろ。テメェ…少し黙ってろ」
「…ハハッ
それでこそ涼だ」
俺は猛に何も言わずに教室から出た。
……アイツ何であんな冷静なんだよ。
俺なんかすぐムキになって怒りを止められねぇ。