俺様ヤンキーに愛されて。~third~






……いつか。



俺も猛みたいな男になりてぇ。








「あのっ…白金くん!!」









誰かの声によって俺の考えはかき消される。




イライラしながら前を見ると小さい女とその友達らしき女が数人立っていた。










「…んだよ」





「……っ…あの…


佐々野みあと付き合ってるって本当なの…?」









小さい女は泣きそうな顔をしながら俺を見ていた。




……何でそんな事聞くんだよ。










「…は?」





「だから!!佐々野と付き合ってるかって聞いてんの!!」









小さい女の隣にいた友達らしき女が強い口調でそう話す。




…………イラ。








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