俺様ヤンキーに愛されて。~third~
「何?……白金」
「………った……か……」
「…え?何て言ったの?」
「大丈夫……だった…か…?」
「………っ……バ…カっ……」
何でそんなにあたしの事を心配するの?
そんな大怪我してるのに……!!
白金は一瞬微笑むとまた気を失った。
「白金……!!!!」
「下がって下さい。」
後ろから突然聞こえた声に振り向くとそこにはタンカを持った人がいる。
救急隊員の人だと理解するまでに時間はかからなかった。
あたしは白金から離れると救急隊員の人達は白金をタンカに乗せる。
「貴方も階段から落ちたんですか?」
「………はい」