俺様ヤンキーに愛されて。~third~
撮りそこねたプリクラも撮りたいし。
失敗した誕生日もリベンジしたいし。
約束した応援合戦も見たい。
神様。
お願いだから…。
他に何も望まないから……白金を…助けて下さい。
白金を連れていかないで。
白金がいなくなったら……あたしは…。
ーガラッ
手を組みながら神様に願っていると治療室の扉が急に開いた。
「……涼!!!!」
「白金っ…!!!!!」
あたしと銀色コナンくんは白金の元へと駆け寄る。
そこには頭に包帯を巻いて寝ている白金の姿があった。
「よかった……生きててよかったよぉ…」