俺様ヤンキーに愛されて。~third~
この女って…あたしの事?
顔を上げると二人があたしを見つめていた。
「みあちゃん…」
「…………………」
泣きそうになっている白金のお姉さんにあたしは何も答えられない。
…………。
「辛ぇと思うケド、今は信じるしかねーだろ」
「…………っえ?」
頭上でそう銀色コナンくんの声が聞こえた時にはあたしは大きな腕の中にいた。
あたしを抱き抱えた銀色コナンくんの温もりが心を刺激する。
「……っや……嫌だ…」
「……俺だって…現実だと思いたくねぇよ」
「みあちゃんっ……」