俺様ヤンキーに愛されて。~third~
違う。 違うよ白金。
「あっ…あたしは……」
「てか、知り合いでも無いのに人の病室に勝手に入るんじゃねぇよ」
「ーーーー涼!!!!」
あたしの立場を考えたのか銀色コナンくんが大声を張り上げる。
あたしの頬には冷たい涙が流れ落ち続けていた。
「…んだよ」
「お前っ………!!!!」
「何だ。猛、お前…彼女庇ってんのか?」
「違ぇよ!!!」
銀色コナンくんが怒鳴ると白金はフッと意地悪く微笑む。
ついさっきまで…あの意地悪な微笑みが大好きだった。
あの微笑みをした時、白金は絶対に意地悪を言う。