俺様ヤンキーに愛されて。~third~
「あ、そうか。みあもか」
「あははっ」
照れくさくて心の中でしか伝えられないけどー……
華。ありがとう。
「華おもしろー……
「白金の女!!」
あたしの声に重なって聞こえた銀色コナンくんの声。
大きな声に教室がシンと静まりかえる。
後ろを振り向くと、息を切らせた銀色コナンくんがいた。
「銀色…コナンくん」
「涼が…来る」
「……え?」
白金が来る?
ドコに?学校に?
銀色コナンくんは息を整えずに話し続ける。
「退院が早まって今日になった…から
涼は今、学校にいる」
「え?学校にいるの?」