俺様ヤンキーに愛されて。~third~
今まで…隣にいたのはあたしだったんだ。
でも……もう隣にいれない。
白金の隣には違う女の子がいる。
「嫌だよ…白金っ……」
思い出して。
思い出して。
忘れないで。
泣かないって決めたのに、気持ちとは裏腹に涙が溢れる。
話せば話すほど、近づくほど……嫌われてく。
どんどん離れてく。
「あたしっ…どうすれば……いいのっ…?」
涙が止まらなくて、あたしはしばらく教室に戻る事が出来なかった。