俺様ヤンキーに愛されて。~third~
「……っえ?
どうしたの!?」
目の前にいる華が何故か泣いていてあたしは同様する。
「何で…何でみあがこんなめにあわないといけないの……?
悪いのはみあを階段から突き落としたアイツなのに…」
「華……」
華……あたしのために…泣いてくれてるんだね。
ありがとう。華。
「は……」
目の前で泣く華への感謝の気持ちを言葉にしようとした時…今、一番聞きたくない声が耳の中で響いた。
「みーあーちゃん♪」
声が聞こえた瞬間、あたしと華は廊下の方へと勢いよく顔を向ける。
そこには微笑んでいる雅ちゃんの姿。
「な……何しに来たのよ!!」