俺様ヤンキーに愛されて。~third~
繰り返す
ーーーーウイーン
病院の自動ドアから銀色コナンくんの後に続いて外に出る。
検査の結果、異常が無かったので帰宅出来るけど絶対安静だとお医者さんに言われた。
ーーーーーー♪
銀色コナンくんから着信音が聞こえる。
ゆっくりと銀色コナンは電話に出た。
「はい。………はい?
今からですか?」
何の話だろう…。
「ちょっと今からは無理ですね。
はい。……え、どうしてもと言われても……」
珍しく困った表情の銀色コナンくん。
もしかして仕事(モデル)の話?
今から撮影したいって?そういう事かな?
それなら邪魔しちゃいけないよね?
猛は人気モデルなんだし、私のせいで仕事に行けないのは申し訳ない。
私は小声で銀色コナンくんに話しかける。
「行って!」
そんな私を見た銀色コナンくんは驚いた表情をした後、無表情に戻り私に口パクで返答する。
「行けるわけねーだろ。バカかお前」